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重なる心 すれ違う思い18

「今日はごめんね。なんだか意地になっちゃてさ。」

別れ際、
優太くんは申し訳なさそうに頭を掻いた。

謝ってばっかりだね。

でも、そうさせてるのは私なんだ。

「あのね、桃ちゃん。」

私の揺れ動く心を察してか
優太くんはこう言った。

「誰にでも平等に接してるって言ったけど、違うよ。」

「え?」

「特別だから。」

「ゆう…たくん?」

「桃ちゃんは特別だから。」




「おおっと!それはまさに愛の告白じゃない!」

「愛未、茶化さないでよ!」

「桃、おめでとう!」

「お母さんまでっっ!!!」

ふくれる私を無視して、
ママの店で盛り上がる2人。

写真の事はお母さんにはナイショなので、
端折って話したのがまずかったのかな?

ぼちぼちお客さんも入ってきてるのに
話に夢中でちっとも手が動いてない!

「お母さん、早く料理出さなきゃ!お客さん待ってるよ!」

「はいはーーーい。」

私たちのやり取りを聞いて、
クスクス笑ってるお客さんもいる。

2人とも声が大きいんだからっっ!

ますますふくれる私を見て、

「まぁまぁ。喜ばしい事なんだから、怒らない、怒らない。」

と、愛未がなだめにかかるけど…

「だから、違うの!」

「なーにーが?」

「優太くんはね、特別な友達っていう意味で言ったの!」

「そう、言われたの?」

「…言われてないけど。」

「はぁーーーー…。」

愛未は聞えよがしのため息をついて、

「また、夜電話する。それまで、よーーーく考えてみ。」

と言って、帰っていった。

チキンカツを揚げているお母さんが、
うんうんと頷いている。

「お母さんっっ!!!」

目の端に、
同じく頷いているお客さんが映った。

…もう、帰ろっかな(涙)


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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