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広がる世界+佐伯

「いらっしゃいませー。」

明るい笑顔に迎えられ、年甲斐もなく顔がゆるむ。

「佐伯先生、日替りでいいですか?」

「ああ。お願いするよ。」

いつものカウンターの席に座り、
てきぱきと動く洋子ママに熱い視線をおくる…。

最近の私は
このひと時のために仕事をしていると言っていい。

妻を亡くして5年。

久しぶりに感じた胸に高鳴り…。

少しでもここに通うために
面倒なことは二ノ宮くんに押しつけた。(こらっ)

偶然にも娘の桃ちゃんがわが校に入学することになり
洋子ママに近づくチャンスが巡ってきたのだ。

「ママ。桃ちゃんの事、きちんと頼んでおいたからね。」

「あら~。佐伯先生、そんな事よかったのに。」

「いやいや。かわいい一人娘に変な虫がついちゃいかんだろう。」

「ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」

「何か心配ごとがあれば遠慮なく言ってきたまえよ。
これからは夜もちょくちょく寄らせていただ…」
「いらっしゃいませー。」

「…」




佐伯為雄56歳。

『きちんと頼んだ相手』が
近い将来、
最凶の虫になってしまう不運な男。




「ママ、今日の日替りもおいしいねー。」




穏やかな春の午後だった。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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わはははっ^^
それぞれの恋模様、楽しいですね。

私も読みながら、突っ込んでましたよ。
ちっとも虫よけになっとらんだろうがっ!と^^

だけど佐伯先生、まだ56歳だったんですか。
そのお年でツルリン頭とは。同情致します。
by: narinari * 2010/04/28 14:52 * URL [ 編集] | TOP↑

Re: わはははっ^^>narinariさま
この小説の裏テーマは
人間一生恋をするv-345かも(笑)
佐伯先生はある意味キーマンになるので
要チェックですv-354

by: OH林檎 * 2010/04/29 04:59 * URL [ 編集] | TOP↑
















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