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誕生日の奇跡143

差し出された1冊のファイルを、


「なぁに?」


と、受け取るお母さん。


「開いてみて。」


私の言葉に首を傾げながら表紙を開く。

そこには


  ママの店

  Cafe Menu



という文字。

そして、あの写真・・・。

屋上で先生が撮ってくれたあの・・・。


「これって、もしかして・・・。」

「新しいメニュー表なの。
 みんなからのバースデープレゼントだよ。」

「メニュー、表・・・」

「でね、洋子ママ。
 料理の写真を撮る時、嘘ついちゃった。」

「嘘?」


両手を合わせて謝る愛未に
お母さんはさらに深く首を傾げる。

困惑の表情を浮かべたまま
メニュー表をめくっていると、


「ああ、あの時・・・。」


愛未と海に行った夜のことを思い出したのか、
ずっと固かった顔が緩む。


「愛未ちゃん、
 すっごい勢いで料理勧めてたもんね。
 そっか、そっか。そういうことか。」

「ごめんね。」

「ごめんなさい。」

「許す、許す(笑)」


明るい笑顔にホッとする愛未と私。

でも、その後、
1ページずつゆっくり目を通すお母さんの瞳からは
さっきの明るさは消えていた。




もしかして、
気に入らなかったのかな…。




すぐに貰えると思った
喜びの言葉が…無い。

みんなの心に
不安が広がっていった…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>


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