スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

誕生日の奇跡134

「週末には夫が会いに来てくれるの。
 あの子を抱っこしてね。
 でも、昨日は
 小さな手に手紙が握られてた。」




月香さんが私を見る。

その瞳に闇は無い。

透き通った湖のような瞳…。




「桃ちゃん。」

「はい。」

「海のこと、好き?」

「え!?」

「ね、姉さん、いきなり何をっっ!?」

「あ!モチロン、友達として好きかって意味よ。」

「あ、あったりまえだよっっ!!!(汗)」

「友達として…ですか?」

「桃ちゃんも、乗っかんなくていいからっっ!」

「そうよ。友達として…。」




それならば、
簡単に言えるはずの“好き”の2文字。

だけど…//////




「姉さん!桃ちゃんが困ってるじゃないか!」

「ううん、先輩、違うの。
 困ってるんじゃないの。
 あの…ちょっと恥ずかしくて…。」




だって…




「もう、いいよ、桃ちゃん!」

「そうね。ごめんなさい。
 あなたの気持ち、
 十分わかってるのよ、あの手紙で。
 でも…、でもね…。」




月香さんの澄んだ瞳に
ほんの少しだけ陰りが見えた。




だ、だめっっ!!!

あの瞳に闇は似合わないっっ!!!




―私が私のままで出来ること―




あるよね、桃。

今すぐに出来ることが。




「え、えっと…、
 私…男の人に好きって言ったことなくて…。」

「そ、そうだよ!
 桃ちゃんは清純を絵に描いたコなんだからっっ!」




先輩は月香さんが諦めるように
必死になってくれてるけど、
月香さんの顔は…求めてる。

なぜだかわからないけど、
私の言葉を待っている。




立ち上がり、
月香さんと先輩を正面に捉えた。

大好きな先輩と
大好きな先輩のお姉さんに
気持ちを伝えるために…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
関連記事
スポンサーサイト















管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。