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誕生日の奇跡125

「い…つ、手術を?
 そんなにな…るまでどうし…て?」


しゃくりあげながら
たどたどしく質問をする先輩。

月香さんはその頭を撫でながら、
“空白の2年間”を少しずつ埋める。


「あの子がね、
 どうしても左のおっぱいから
 お乳を飲まなかったの。
 今考えると、教えてくれてたのよね。
 ママ、ここに何かあるよって。
 でも、私って、
 昔っから病院が嫌いじゃない?
 出産もお産婆さんにお願いしたぐらい(笑)
 だから…、発見が遅れちゃったのよ。

 海とね…、会った日。
 湯豆腐の店ね。
 入院の前に
 家族旅行したいって私が言いだして…。
 そういう日だったのよ。
 あの日は。」

「ご、ごめ…んっっ―――。
 そんな大事な日に…俺…は―――。」

「ごめんはこっちよ、海。
 あんな時じゃなければ、受け入れられたと思う。
 …ううん。どうだ…ろ。
 あれがホントの自分だったのかも。
 死への恐怖で
 今まで演じてきた“理解ある姉”を
 演じ続けることができなかった…。
 ただ、それだけなのかも。」

「そんなことないよっっ、姉さん!
 姉さんはいつも俺を守って…、
 どんな時でも盾になってくれたじゃないかっっ!
 演じてたなんて…、
 そんなのありえない!」

「海…。」

「俺はそんな姉さんを失望させたんだ!
 自慢の弟になるどころか、
 男しか愛せない…最低の…。」


自分を曝け出し、
傷付きながら、
それでも
歩み寄ろうとする姉弟。

その姿は
一枚の絵画の様。

絆という名の
美しい…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



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NoTitle
あと100回この章続いてもいいです。感動、胸きゅんの嵐です。まさか海くんにここまで心を奪われるとは登場したときは想像もしませんでした。
うっかりニノ先生の存在を忘れそうにw
by: 水聖 * 2010/12/02 00:01 * URL [ 編集] | TOP↑

Re: NoTitle>水聖さま
> あと100回この章続いてもいいです。
え!?ホントですかぁ?
後で苦情は受け付けませんよぉ(笑)

>感動、胸きゅんの嵐です。まさか海くんにここまで心を奪われるとは登場したときは想像もしませんでした。
胸きゅん、サンクスですv-345v-345v-345
いやぁ、私自身も想像してませんでした。
今やメインキャラ!
エキストラ寄りのサブキャラの予定だったのに。
同じサブキャラの佐伯先生がジェラシーメラメラv-42

> うっかりニノ先生の存在を忘れそうにw
ああぁぁぁ!!!
忘れないでぇ!!!
ちゃんと活躍させますからぁ!!!
by: OH林檎@おりん * 2010/12/02 12:17 * URL [ 編集] | TOP↑
















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