スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

誕生日の奇跡123

先輩の頬に
新たな涙が流れる…。


とても透明な
美しい涙が

幾筋も…

幾筋も…。




月香さんの手紙を読み終えた先輩は、
もう一度私の手紙を読んだ。

やがて、
ゆっくりと顔を上げる。


「姉さん。
 俺たちは間違ってた。
 そうだね?」

「ええ。そうよ。」

「自分を責めて…、
 姉さんから、家族から逃げて…、
 俺は…。」

「海…。」


月香さんの白い手が
濡れた頬に伸びてゆく。

先輩は一瞬躊躇し、
体を引こうとしたけど、
直ぐに力を抜き、頬を預けた。


「海は昔から泣き虫ね。
 小さい頃も
 よくこうやって涙を拭ったわ。」

「姉さんは…、
 姉さんは痩せた。」


頬に置かれた手を
壊れもののように優しく握る先輩。

その手のさらに上から、
月香さんのもう一方の手が握る。


「海。
 これは黙ってようと思ってたの。
 父さんにも、
 母さんにも、
 口止めをしていたの。」


そう言った月香さんは
先輩の手をある部分に導く。




そこは…




「わかる?
 無いでしょ?こっちのおっぱい。」




月香さんの左胸に
自身の手を押しあてられたまま、
先輩の時間は止まった。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



関連記事
スポンサーサイト















管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。