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誕生日の奇跡102

頭の中に
有名すぎるあの曲が流れる。

ダースベイターの登場曲。

あれ、なんていう曲なんだろう。

ダースベイダーのテーマ?

それとも…


「ちょっと、桃!
 自分から聞いといて、
 ぼーーーっとするってっっ!?」

「え?ぼーっとしちゃってたの?
 ショックで固まってるんじゃないの?」

「いや。
 この顔は違う事を考えて
 ぼーっとしてる顔。」

「そうなんだ…。
 桃ちゃん、大物だね。」

「ご、ごめんなさい。
 もう一度お願いします。」

「はぁ…。
 もう一度言うのヤなんだけど。
 言ってて、凹むんだよねぇ。
 海、あんた言ってよ。」

「え!?俺!?」

「頼むわ。」

「…仕方ないなぁ。
 じゃあ、俺が話すね。」

「はい!お願いします!」


先輩は大きく深呼吸をして、
話し出した。




「桃ちゃん、君はね。
 優太とあの女の仲を邪魔する
 サイテーな奴ってことになってるんだよ。」

「そ、そんなことっっ!」

「もちろん噂さ。
 しかも、誰かが故意に流したね。
 だから、深く考えずに聞いて。
 いいかい?」

「は、い…。」

「まず、
 あの女を好きになったのは優太の方で、
 猛烈なアプローチの末に
 めでたく結ばれた…らしい。

 くそっっ!
 んなわけないだろうがっっ!!!(怒)」


先輩は悔しそうに、かぶりを振った。


「かーい。」


愛未が宥めるように名前を呼ぶ。


「あんたが熱くなってどうすんの。
 人には深く考えずにって言っといて。」

「…だね。
 うん、そうだ。さらっと流そう。」


先輩は自分を鼓舞するように
両手で頬をぱんぱんっと叩いた。




「というわけで、
 優太と女は付き合い始めた。
 が、以前から優太を狙い、
 何かとまとわり付いていたある女性が
 2人の中を引き裂こうと画策してきた。」

「もしかして…」

「そう。
 そのある女性とは、…君。」

「…わたし?」


悲しそうな表情で
先輩は「うん。」と頷いた。


「君はね、数々の嫌がらせをした結果、
 2人の絆が深いことを知ると最終手段に出るんだ。
 女の父親に娘が妊娠したと密告をする。
 その結果、父親に責められた女は自殺を図る。
 それを優太が救って、父親が感謝。
 そして、婚約…。」

「昼ドラかっつーーーの!」

「いや、愛未。
 その意見は昼ドラに失礼だ。
 こんなチープな内容、昼ドラにもあり得ない。

 清純そうに見える桃ちゃんは実は淫乱だとか。
 キャバクラでバイトしてるとか。
 馬鹿馬鹿しいにもほどがある!

 って…、桃ちゃん?
 また、ぼーっとしてるの?」

「ううん。これはショックで固まってるの。」


愛未の言うとおり、
その時の私は、
指先ひとつ動かせないぐらい
ショックを受けていた。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



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