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誕生日の奇跡97

お粥が炊けても、
お母さんは自室から出てこなかった。

ここのところ、色々あったから
疲れてるんだよね。

もう少し待って、起きてこなかったら
ひとりで食べよう。

とりあえず、冷めないように
お粥を土鍋ごと新聞紙で包む。

さらに、その周りを
大判のバスタオルで覆う。

こうしとけば、30分は熱々のままだ。


なんか、やることが昭和だなwww


自分の手際の良さに苦笑した。




洗濯カゴを持ち、2階に上がる。

今日の洗濯はこれを干せば終わり。

パンパンっと皺を伸ばしながら、
丁寧に干してゆく。

等間隔に
きれいにかかった洗濯ものを見るのは
とても気持ちがいい。

すべてを干し終えた後、
ベランダに置いてある椅子に座って、
色とりどりの洗濯ものたちを眺めた。

ゆったりと揺れる衣類。

風と柔軟剤の匂い。

ひさしぶりにのんびりとした時間…。




18年ぼやっと生きてきた私の人生は
短大に入学した事で急展開を迎えた。

たくさんの出会い。

新しい友。

そして…、
初めての恋。

本当に目まぐるしい毎日の連続で
1年前の自分からは
とても想像できない世界だった。


―少しは成長出来てる?―


自分に問いかける。


―誰かを笑顔に出来るほどの私になってる?―


どうしても、
笑顔になって欲しい人がいるから…。

でも、
そこに答えはない。

あるのは
せんせいのくれた言葉。


―お前はお前のままでいい―


「私が私のままで出来ること…。」


すっかり口癖になった魔法のひと言を呟く。

今の私に出来ることは…、


「ご飯を食べる!!!」


そう思った途端、
ぐぐーーーっとお腹が鳴った。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



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