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誕生日の奇跡96

目を覚ますと、
起きようと思っていた時間の1時間も前だった。

これからのことを思って、
気持ちが高ぶってるのかも…。

目覚ましを0FFにして、ベッドから起き上がる。

カーテンを開けると、
眩しい日差しが待っていた。


「よかった。雨、上がったんだ…。」


昨日1日、降り続いた雨も、
大事な本番には止んでくれたみたい。


「どうか、みんなの笑顔に会えますように…。」


キラキラ光る空に
そっとお祈りをした。




1階に下り、
洗面所で顔を洗う。

ついでに、洗濯機も回した。

今から干せば、
愛未が来る頃には乾くだろう。

お気に入りの洗剤の匂いが、
少しだけ気持ちを落ち着かせてくれた。




お母さんはまだ寝てるはず。


「明日は誕生日でしょ?
 家事は全部するから、ゆっくりしててね。
 これもプレゼントなんだから、絶対何にもしないでね!」


夕べ、寝る前にそう念を押した。

今考えると、
必死過ぎて怪しかったかな?

愛未に話したら、怒られちゃうかも。




台所に立ち、
お昼の準備と一緒に朝食の用意もする。


お母さんは食べないかも知れないけど…。


お昼は愛未リクエストのクリーム系パスタで
夜は誕生日パーティーだから、
朝は胃に優しい白粥にした。

薬味皿にお漬物を刻んだもの数種と
梅干し、佃煮、
それと藻塩を用意する。

お米からゆっくりことこと炊き上げるお粥。

私の具合が悪い時、
いつもお母さんが作ってくれる思い出の味。

年季の入った土鍋の下で
小さな火がゆらゆらと揺れていた。




結局あれから
優太くんとは会えないまま…。

何度か携帯に連絡をしてみたけれど、
電源が切られている様子で
通話もメールも返信が無い。

痺れを切らした私たち3人は
昨日、降りしきる雨の中、
優太くんの家を尋ねてみた。

お母さんが出たら、
心配かけないように明るく振る舞おうと
リハーサルまでして。

でも、誰も居なかった。

お母さんも、
優太くんも…。


それでも、みんな信じてる。

今日、必ず優太くんに会えることを。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



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NoTitle
お粥がすごくおいしそう、読んでるだけで癒されました。
そして、いよいよ奇跡の瞬間?
どきどき・・・
by: 水聖 * 2010/11/02 15:17 * URL [ 編集] | TOP↑

Re: NoTitle>水聖さま
コメントありがとうございますv-345

> お粥がすごくおいしそう、読んでるだけで癒されました。
なーーんで、こんなにお粥の描写をしたんでしょうねぇ。
食べたかった?
ここの部分、いつもよりノリノリで書いてました(笑)

> そして、いよいよ奇跡の瞬間?
> どきどき・・・
もうすぐです!
もうすぐ…。
た、たぶん(滝汗)
by: OH林檎@おりん * 2010/11/03 11:11 * URL [ 編集] | TOP↑
















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