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誕生日の奇跡72

「とは言え、さっきの顔色は酷かったぞ。
 もう少し横になってろ。」


強く促されて、
ベッドに入ったものの…


お、落ち着かない(汗)


ベッド脇の椅子に座り、
私をじっと見る先生。

その視線から隠れるように
布団を鼻までかぶった。


「あ、あの。ご迷惑おかけしました。」


もごもごと布団の中から話しかける。


「ん?何がだ?
 布団をフッ飛ばしたことはもう…」

「い、いや、そっちじゃなくって。
 ううん。そっちもなんですけど。
 授業、中断させちゃって…。
 それに、騒がしかったのも、きっと…。」


私のせい…


そう続けようとしていた言葉を遮るように、
先生は布団に手を伸ばした。

首の位置まで下げられ、
熱を持った頬に風が気持ち良く当たる。


でも…


先生の顔、すっごく近いよぉ!


隠れる場所を奪われた私は、
ただただ視線を泳がせるばかり。

先生はそんな動揺もお構い無しに
こう言った。




「ちゃんと聞かせろ、お前の声を。」




ふ、ふとん――――!!!!!!




そのあと、
布団を上げたり下げたりの攻防が繰り広げられ、




「負けた…。」




私は奇跡の勝利を得ることになった。




「お前、案外頑固だな。」




乱れた前髪を直しながら
負け惜しみっぽいひと言。

布団から目だけを出して、
そんな先生を見つめる。


疲れた顔の先生もステキ…。

ウットリしたって、
目だけじゃわかんないもんねぇ♪


高をくくって
思いっきり口元を緩めた…途端、




「なんだ。
 俺様に勝ったのがそんなに嬉しいのか?」

「えっっ!?」




ど、どうして?

透視能力?

せんせいって
愛未と同じ種類の人?




「なぁ、桃。
 目は口ほどに物を言うって言葉知ってるか?」




言ってました?

私の目…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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