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誕生日の奇跡69

「けっこう時間経ってたんだぁ。」


ふわーーーっと伸びをしながら、
呑気に言う愛未。

4時限目の授業も
とっくに始まってる時間。


「愛未!だから、じゅ…―――」

「いいの、いいの。」


レモン風味のミネラルウォーターを飲みながら
空いている方の手をヒラヒラさせる。


…いいのって、愛未―――。


不安げな目で見つめていると、


「仕方ない。教えてやるか。」


そう言って、
残りの水を飲み干した。




「桃は眠ってて知らないだろうけど、
 さっき、ニノセンが来た。」

「えっっ!?
 こ、こ、こ、ここにっっ!?」

「そう。ココに。
 で、これを置いていった。」


と、空のペットボトルを揺らす。




せんせいが来て、
ミネラルウォーターを置いていって、
愛未が飲んで…


「愛未。話が全然わからないよぉ。」


“先生のこと”だから、
ちゃんと知りたいのに…。


思わず半べそをかく。


「あのさぁ、桃。
 全然わからないのはコッチなんですけど?」


愛未は私の鼻をぎゅっとつまんで、
顔を近づけた。


「それでは、ここで問題です。」


ん?


「ニノセンは、なぜ桃のことを
 “桃”と呼んでいるのでしょうか?」




――――――!!!!




「あら?問題が難しすぎましたかねぇ。
 では、難易度を下げましょう。
 簡単な問題ですので、
 小学生でも答えられるはずです!」


い、いやな予感…。


「桃ちゃんは
 いつからニノセンが好きなのでしょうか?」

「前に話してた、好きかも知れない人って
 ニノセンのことなのでしょうか?」

「あの写真を撮ったのも…って、桃?」




私はごそごそとベッドから這い出して
その上に正座をした。




「隠してて、ごめんなさい…」




深々と頭を下げる。

なぜか三つ指をついて…。




ごめんね、愛未。黙ってて…。




「顔上げな、桃。」




愛未の言葉に
水くさいと叱られるのを覚悟で顔を上げた。




そこに、待っていたのは…、




「で?チュウぐらいしたの?」




ちょっとHな最終問題だった。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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