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誕生日の奇跡53

「あっっ!ご、ごめん!!!
 つ、ついっっ!!!」


愛未の鬼の形相に
すっかり腰が引けてしまった先輩。

先生の話は中断されたまま…。

話の続きが気になるんだけどな。

催促、
しちゃおうかな?

と思った矢先、


「で?佐伯教授のとこに行って、
 何があったの?」


優太くんも先が気になってたのか、
先輩の委縮した心を解すような笑顔で
優しく促した。


「うん。それでね♪」


傍から見てもわかるほど、
一気に和んだ先輩。

先輩には
愛未のムチより、優太くんのアメのほうが
効果大なんだぁ(笑)




「見せてくれたんだ、ある雑誌を。」

「雑誌?」

「そう。カメラ雑誌。
 これを見れば、
 君も納得するだろうってね。」




どくんっっ…




予感がした。




ひとつの答えが
得られる予感…。




「それは、今でも創刊されてる
 有名なカメラ雑誌なんだけど、
 随分古い刊だったな。
 僕が生まれた頃ぐらいの…。
 そこにね、載ってたんだ。
 二ノ宮の写真が。」




どくんっっ…




どくんっっ…




「一面、花びらの群れで覆われた、
 ただそれだけの写真…。」




不思議と

―やっぱりそうだったんだ―

っていう気持ち…。


あの写真は、
やっぱり
先生が撮ったものだったんだ。


知らなかったけど

知っていた。


私の


魂が…。




「はぁ?
 そんな“ただの花びら”の写真が
 なんで雑誌に?」

「愛未も見ればわかるよ。
 心がね、震えるんだ。
 理屈じゃないんだ。」

「ふーーーん。
 いまいち納得できないんだけど。」




私にはわかる。

先輩の言っている意味が…。

私はあの時、
写真を見たあの時、
心が震えて

…泣いたから。




「その写真は
 カメラメーカーが主催するコンテストで
 見事、グランプリになってた。
 だからこそ、雑誌に掲載されてたんだよ。」

「…その、コンテストってすごいの?」

「そうだね。
 そこでグランプリに選ばれた写真家は
 プロとしての道が約束されているようなもんかな。
 今、活躍してるプロカメラマンでも
 受賞経験があるのは一握りで
 そのカメラマン達は
 きっと名前を出せば愛未も知ってる
 超一流の人ばかりだよ。」




明かされてゆく
先生の過去…。

私なんかが
知ってもいいんだろうか。

訳があって
隠していることだったら…。




でも…



知りたい、
先生のすべてを。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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NoTitle
私も知りたい…。

早く、先生の全てを。
by: narinari * 2010/09/18 15:22 * URL [ 編集] | TOP↑

Re: NoTitle>narinariさま
> 私も知りたい…。
>
> 早く、先生の全てを。
知りたい?
俺の全てを。
じゃあ、まず
君のすべてを教えるんだ。
…その服は邪魔だな。

ビリビリビリーーーーーッッ

(以降はご想像にお任せ致します)
by: OH林檎 * 2010/09/19 11:40 * URL [ 編集] | TOP↑
















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