スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

誕生日の奇跡44

階段を昇りきり、2階に来ると
廊下でウロウロしている愛未と先輩が見えた。


「ああーーーーー!!!
 ももぉぉぉ!!!
 どこで、何してたのよーーーー!!!」

「桃ちゃん、心配したよ!」


と、駆け寄るふたり。


「え?どこって…」


言えるわけが無い。

先生の部屋で
あんなことや
こんなことをしてましたなんて…。


「休講だったんでしょ?前の授業。」

「う…ん。」

「4時限目の前に教室移動してたら、
 あんたと同じクラスの子に会ってね。
 担任の授業が飛んだって言ってたから…」

「ねぇ、それって、優太と関係あるの?」

「ちょっとー!海!
 まだ、私がしゃべってんのっっ!」

「無事にこうして会えてるんだから、
 桃ちゃんのことはいいだろ?
 それより、優太だよ!」

「なによ、それ!
 桃のことはどうでもいいって言うのっっ!?」


目の前でヒートアップしていくふたり。


と、とめなきゃっっ!!!


「まぁまぁ、ふたりとも、落ち着いて…」


ありふれた仲裁の言葉を言いながら
愛未と先輩の間に割って入る。

すると、


「「ちょっと黙ってて!!!」」


両サイドからすごい剣幕で言われた。

見事、同時に。


思わず、


「すごいね!
 きれいにハモったね!!!」


と、感嘆の声を上げてしまう。


あ…、
今、言葉のチョイス間違えたかも…。


恐る恐る左右を見ると、
両方、驚いた顔をしている。

そして、またまた同時に


「「はぁーーーーー。」」


と、わざとらしくため息をついた。

さっきの電話の先生のように…。


「ばからしいね、海。」

「だね。」

「部室行こっか。」

「うん。」


そう言って、
ふたり連れ立って部室に歩いていく。

ぽかんとしてる私を残して…。


な、なに?
さっきのあの勢いはどこにいったの?


理解できないまま
その場に立っていると、


「何してんの、桃!」「早く、おいで。」


今度はセリフを仲良く分けて、
手招きしながら私を呼ぶ。

その顔は笑顔で、
私も笑って
笑顔の間に飛び込んだ。




部室に入った私は、


「ごめんね。
 迷子になっちゃって。」


と、短く2人に
空白の時間の説明をする。

愛未は一瞬
『刑事』の目をしたけど、


「ま、そんなとこだろうと思ったわ。」


ニヤリと笑って、
それ以上の追及はしてこなかった。


まぁ、多分
後で取り調べはあるんだろうけどね(汗)


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
関連記事
スポンサーサイト
NoTitle
海先輩X愛未ちゃん、熱烈応援したくなりました。
相性ばっちりじゃないですか。
優太くんが海先輩ラブになる可能性は限りなく低そうだし(決め付けている^^)
by: 水聖 * 2010/09/09 13:58 * URL [ 編集] | TOP↑

Re: NoTitle>水聖さま
> 海先輩X愛未ちゃん、熱烈応援したくなりました。
> 相性ばっちりじゃないですか。
ですよね!
夫婦漫才師のようです(笑)

> 優太くんが海先輩ラブになる可能性は限りなく低そうだし(決め付けている^^)
決めつけてもOKです。
(ガッツリ、ネタバレ!)
優太はそっちの趣味ありませんから。
でも、愛未には…。
おっとこれ以上は口にチャック!(←古っっ)
by: OH林檎 * 2010/09/10 15:19 * URL [ 編集] | TOP↑
















管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。