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誕生日の奇跡38

抗えないのはわかってても
無言の抵抗を試みる私。

「桃。こっちを向くんだ。」

少しだけ口調が強くなる。

それでも、先生を見ることはできない。

だって…




ぽとっっ




滴が落ちる音がした。




先生は、もう
私の意志を尊重することはなく、
ソファから立ち上がり
掴んだ手首を思いっきり引っ張った。

一瞬にして
広い胸の中に抱きすくめられる。

そして、
両手で頬を包み
強制的に先生を見上げる形にされた。

濡れた視線が
先生と交わる…。




「どうして、泣いてるんだ?ん?」




目を細めながら
ゆっくり聞いてくる先生。

それはまるで、
小さい子をなだめる様な口調…。

あまりにも優しくて、
涙が溢れる。

先生への想いとともに溢れだした涙は
とめどなく…
次から次へと生まれてくる。

先生はそっと
両の親指で涙を拭った。

私の涙が止まるまで、

何度も…

何度も…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>




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