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はじめての…4.25

昨日は、朝まで研究に没頭していて
入学式に遅れそうになっていた。

今年は短大の方で病理学を教えることになり、
式典関係は出席するように
(しつこいほど)言われていたが、

全く持って気が乗らない…。

俺は教師じゃない。研究者だ。

ハゲ教授に訴えたが、右から左に流された。

なにが
「頼むよぉ、二ノ宮くん。」
だ!

この2年、心血を注いできた研究が
あともう少しで形になるって時に…。

あの野郎…、わざとだな。

唇に触れてくる花びらにさえ怒りを感じながら
桜並木を急いでいた。

あと5分で始まる。

ちらりと腕時計を確認して足を速めた時、
桜を眺めている女生徒らしき姿が見えた。

かなり幼い。
新入生だろうか?

桜を見上げ…
微笑んでいる。

「おい、そこの一年。入学式始まるぞ。」

声をかけたその時、強い風が吹き

俺も

その子も

一瞬にして花びらに包まれた。




唇についた花びらを取っていると
かなり下の方に俺を見上げる視線を感じた。

小さいな。
ほんとに大学生か?

入学早々遅刻じゃかなり目立つぞ。

「おい、いつまでもぼーっとしてないで、さっさと聖堂に行くんだ。」

そう、注意すると

「あっっ!は、はい!!!」

慌てて走り出した…

思いっきり逆の方向に。

「方向、逆だ。」

聖堂の方向を指さす。

「す、すいません!!!」

頭を下げ、走っていった。

おいおい。大丈夫かよ。

呆れ半分で後ろ姿を眺めていた俺は



…遅刻した。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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