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誕生日の奇跡11

「わがままで
 我が強くて
 謝らないって誰のこと言ってんのーーー!!!」

先輩の言葉をガッチリ受け止めて
愛未、大噴火!

タイミング良く
愛未の携帯が鳴ってくれなかったら
部室の中は大惨事になってたかも。




携帯を持ち
急いで部室から出ていった愛未を目で追いながら、

「あれは間違い無く、女のなかの女だな。」

と先輩。

よくわからないけど、
愛未に対する批判のような気がして、

「先輩。
 愛未はとってもいい子ですよ。
 いつでも私を守ってくれて、
 強くて、優しくて、きれいで…。
 私の理想なんです。」

そうはっきり言った。

すると、
先輩はまた不思議そうな顔…。

私、なにか変なこと言ったかな?

その時、
不思議顔の2人の間で
ニコニコ笑っていた優太くんが口を開いた。

「桃ちゃん。先輩はね、
 素直で友達おもいの君に感動してるんだよ。
 ね?そうでしょ、先輩。」

それを聞いた先輩は
口を押さえて耳まで真っ赤に!

「図星って誰が見てもわかるね(笑)」

優太くんは愉快そうに微笑んだ。




「俺さ、小学生の頃いじめられててさ…。
 クラスの女子全員に…。
 男子は先生に言ったりして
 守ってくれようとしたんだけど、
 狡猾な女子には勝てなくて…。」

先輩の瞳が頼りなげに揺れた。

「その内、俺をいじめるのに飽きた奴らは
 一緒にいじめてた女子のひとりを…。」

その光景は幼い先輩の目に
黒く醜く映っただろう…。

その後の先輩が
女性を信じられなくなったことは
容易に想像できた。

「先輩…。」

ぽんぽんっと先輩の背中を優しく叩く優太くん。

まるで、泣いてる赤ちゃんをあやすように…。

穏やかな空気が流れ始めた時、
バンッッと勢いよく扉が開いた。

な、なにっっ!?

怖々、その先を見ると

「そんな女子、
 私がいたらぶっ飛ばしてやったのにっっ!」

怒りに顔を紅潮させた愛未が
見事な仁王立ちでそこにいた。




あっけにとられてる優太くんと私の横で

「前言撤回…。
 あれは男のなかの男だ…。」

と、先輩がつぶやいた。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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NoTitle
先輩の気持ち、わかるわぁ~。

女子の方が、いじめは狡猾よね。
私もいじめられた方だら、すっごく良くわかる。

愛未ちゃん、いいねぇ。
私も愛未ちゃんと同じクラスだったら良かったわ。
惚れちゃうかもe-415
by: narinari * 2010/08/07 20:36 * URL [ 編集] | TOP↑

Re: NoTitle>narinariさま
> 先輩の気持ち、わかるわぁ~。
>
> 女子の方が、いじめは狡猾よね。
> 私もいじめられた方だら、すっごく良くわかる。
悪い方向にまとまった女子ほど怖いものはないですよねぇ。
常に誰か標的にしてないと気が済まない。
でも、繋がりは希薄…。
…今の職場でもいるんですよ。
そういう事、先導するお局が。

> 愛未ちゃん、いいねぇ。
> 私も愛未ちゃんと同じクラスだったら良かったわ。
> 惚れちゃうかもe-415
愛未は桃の対極にいる感じだけど
2人とも理想の女性像なんです。
曲がったことが大嫌いな愛未。
私も惚れちゃいそう(笑)
by: OH林檎 * 2010/08/08 11:33 * URL [ 編集] | TOP↑
















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