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誕生日の奇跡06

写真部の部室の中は
壁一面、
写真パネルに覆い尽くされていて
とても不思議な空間だった。

様々な情景や人物に囲まれて、
自分がどこにいるのかさえ
わからなくなるような…

「気持ち悪い部屋…。」

そう、
気持ち悪い…
って

「愛未っっ!」

「大丈夫、聞こえてないし。」

愛未はニヤッとしながら、
目線をある方向に移した。

そこには
パソコンの前に座る優太くんと
横にぴたっと寄り添う先輩の姿が…。




「近い。」

優太くんが注意すると、
渋々、少し離れる先輩…。

その顔はすごく寂しそう。

「恋だねぇ…。」

愛未は楽しそうにふたりを眺めている。

私は…
ちょっと切ないかな。

先輩の気持ち、わかるから。

マウスを操作する優太くんの手に
自分の手を重ねようとして

「手。」

冷たく叱られしょんぼり…。

「かわいそう…。」

いつの間にか先輩を応援している私がいた。

愛未は

「…桃、あんたって
 とことん良い子だね。」

と呆れ顔。

そして、

「本当にかわいそうなのは優太じゃん。」

そう
小さく言った。




その言葉の意味がわからず、
口を開きかけた時…

「桃ちゃん、カメラ貸してっっ!」

少し焦ったような優太くんの声が。

「あ、うん。」

急いで、カメラを渡す。

「隣で見てて。」

と促され、
先輩とは反対の方の“隣”に立つ。




もしかして、
優太くん…


私の言葉を遮った?


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
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