スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

やさしい雨22.20

「だからでしょ?あの子の世話を焼くのは。」

その場で動きを止めた俺を見て、
焦ることなく話を続ける田辺。

「2人を見てたら、僕も変な気になっちゃったよ。
 恭はさりげなくマコの世話を焼いて、
 そんな恭の側にいつもいたマコ。
 そして僕は、
 仲が良すぎる恭とマコをからかって…。」

「もういい。やめろ。」

制するつもりの言葉には
どこが力が無かった。

「向き合ってみれば?
 あの子にも、
 過去の自分にも…。」




外に出ると
空気に雨の匂いが混ざり合っていた。

雨の匂い…

あいつも嗅ぎ分けられた特殊な匂い。




   「恭!もうすぐ来るよね。」

   「だな。あと30分ってとこか?」

   「えーー!何?何?
    また2人だけ仲良くしちゃってぇ!」

   「ふくれるな、田辺。」

   「そうだよ、薫ちゃん。
    カヲルなのに雨の匂いがわからないなんてねぇ(笑)」

   「マコーーー。後で覚えてろよぉ。」




遠い記憶。

でも、
決して忘れることの出来ない記憶。




向きあう?

そんな事をして何になる…。




田辺の吐いた言葉を否定しながらも
あの屋上にまっすぐ歩いている俺は




何だ…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
関連記事
スポンサーサイト















管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。