スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

やさしい雨19

触れ合った部分は
相変わらず熱いけど
ドキドキの中に
たしかな幸せを感じる。

好きな人と寄り添えるって
こんなに嬉しいことだったんだ。

白衣の傘の中は
先生の吐息まで聞こえそう…。

「寒くないか?」

そう聞いた先生の声は
今まででいちばん甘い。




「はい。大丈夫です。」

「そうか。」

今日の雨は不思議なほど温かかった。

さらさらと静かに落ち、
先生の声も
はっきりと聞かせてくれる。

そんな中、
次に聞こえた言葉は、

「あの写真なら、
 良いプレゼントになる。」

酷評を覚悟していた私には
すぐには理解できない言葉だった。




もしかして今、褒められたの?

信じられない気持ちで先生を見ると、
とても穏やかな顔で微笑んでいた。

「ん?けなして欲しかったのか?」

…出てきた言葉は
穏やかじゃないけど。




それからもう少しだけ
雨の中の会話は続いた。

「お前には料理の写真が向いてるのかもな。
 食い意地が張ってるせいか?」

とか

「一眼ならもっと自分の世界を表現できるぞ。
 お前には扱いきれないと思うが。」

とか

「白衣1枚でも、結構傘がわりになるな。
 お前が小さくて良かった。」

とか…

アメなんだか
ムチなんだか
よくわからない言葉を
有難く頂いた。




そして…

「じゃあ、そろそろ行くか。」

最も聞きたくなかった言葉が
雨の中に放たれた。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



 
関連記事
スポンサーサイト















管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。