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妖しい予告

さて、この主役は誰でしょう?




5000HIT記念SS 予告編





「待て、だと?体はこんなになってるのにか?」

「心が…、
 気持ちが、ついてかないんだよっっ!」

「ふん。そんなもの、直ぐに快楽が支配してくれるさ。」




彼の言ったとおりだった。

程なく、
戸惑いも恐怖も
快楽の波に飲み込まれていく。

部屋には二頭の獣。

そこから発せられる淫靡な体温で
本来なら美しい夜景が望める窓ガラスは
しどけなく曇っていった。




coming soon!




本編は18禁かなぁw

なので、
別サイト(人はそれを裏サイトと云う)に飛ばします。

が、安心して下さい。

私がやってる優良サイトです。

え?逆に妖しい?

まぁまぁ、そう言わずに。  




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4000HIT記念04

「で、誰?」


怪しいヤツなんて微塵も感じなかったけど、
まぁ、ただ、
人ん家の庭に勝手に入ってきた訳だし、
敢えてきつい言い方をした。


「え…っと、私は桃。」


そう名乗った女の子は、
私の棘がある物言いに動揺したみたいで、
目線を泳がせながら1、2歩後ずさり…。

すると、


「痛っっ!!」


っと、悲鳴を上げうずくまる。


「え!?」


私は無意識にその子に駆け寄った。


「何?どうした?」


そう言いながら、目線を合わせるために膝を折る。

その体勢がパパやママが
患者さんの前でいつもしている体勢だと気付いて、
慌てて立ち上がろうとした。

それを押しとどめたのは、


「あ…しが…」


震える小さな声だった。




「あし?」


見るとミニスカートから出ている膝を
きれいにすり剥いている。

しかも、両足。


「あちゃー。こりゃ、痛いわ。」

「う…っっ」


第三者に確認してもらえた安堵からか、
丸いビー玉のような2つの目に
みるみる涙が溜まった。


「ああ、泣かない、泣かない。
 大丈夫、ウチ病院だから。」


慰めるつもりで、
ほらと玄関先に掲げられた看板を指さす。

でもその言葉に明らかに体が固まった。


「び、びょういん?お…おちゅうしゃ、きらい。」


しまった!余計泣かせた!

ど、どうすれば…。


あ、そだ!


「ちょっと、待ってて!ここ、動かないでよ!」


すっかり涙で潤ってしまったビー玉に言い聞かせて、
私は急いでその場を離れた。




シュッ、シュッ、シュ…


「しみる?」

「ううん。平気。」


嘘ばっかり。

消毒液を膝にかけるたび、
小さな拳がぎゅっ、ぎゅっと握られている。

涙こそ乾いてきたけれど、
こんな見事なすり傷、痛いに決まってる。


やさしい嘘…つくんだ、この子は…。


私より小さくて頼りない、こんな子が…。




庭に置いてあるベンチに腰を掛けさせて、
持ってきた救急セットを駆使し、
出来る限りの手当てをしていく。


「あんた、何年生?」


化のう止めを塗りながら聞いてみる。

その言葉にもう、棘は存在しない。


「っと…、4年生。」


ちょっと恥ずかしそうに、女の子が言った。


え!?同級生!?

にしては…


「小さいでしょ?よく低学年と間違われるんだ。」


しまった!顔に出た?


「そ、そう?私がデカイだけじゃない?」


ああ…。

なんて下手くそな…。


きゅっっと唇を噛んだ私を見て、
その子は…
桃は…
クスッと笑った。

そして、


「ありがと。」


と、私の瞳にお礼を言う。


「…」

「どうしたの?」

「ねぇ、ちょっとワンって言ってみて。」

「え?」

「いや…、なんでもない…。」


もう片方の膝にも化のう止めを塗って、
ガーゼの上から包帯を巻き始めた。


ビックリした…。

そっくりなんだもん。


胸のドキドキが手に伝わって、
上手く巻けない。

いつもはもっと器用に出来るのに…。

両膝を白で覆ってしまうのに、
ずい分と時間がかかってしまった。

痛くはなかっただろうかと不安げに見上げると、
そこにはふんわりと柔らかい微笑みが待っていた。


多分、ずっと…。

私がもたもたしてる間、
ずっと…

笑ってたんだ。




それから私たちは
ベンチに並んで座り、
アップルジュースを飲んだ。

木の下で眠る、
親友の近くで…。


チビ…、
アップルジュース好きだったよね。

私が飲んでたら、いっつもおねだりしてきてさ。


「桃。アップルジュース好きでしょ?」

「うん。好き!でも、どうしてわかったの?」

「顔に書いてある。」

「え!?ほんと?」


小さな手のひらををいっぱいに広げて、頬を隠す。

愛らしい反応に、自然と笑みがこぼれた。


このコを傷つけたくない…。


素直にそう思った。


…そっか。

そうなんだ。

優しい気持ちでつく嘘は
嘘じゃないんだ…。

パパもママも
きっと…。




「送っていくよ。家、どこ?」

「えっと…、どこだろう?」

「は!?」




桃はその日散歩に出かけて、
そのまま道に迷ったらしい。

おまけに派手に転んだ。(2回も)

知らない町並みの中
半べそをかきながら歩いていると、
私の泣き声が聞こえて
思わず入り込んでしまった…と。


「…ありえない。」


呆れ顔で住所を聞くと、
そんなに遠くじゃない気が…。

多分、同じ校区内。

地図を持ち出して確認すると、


「近…。」


ここからバス停ひとつ分の距離だった…。




じゃあねと桃の家の前で別れた直後、
自分の名前を言ってないことに気付く。

引き返してもよかったけれど、
私には予感があった。

また、すぐに逢える予感が…。




「起立!礼!」

「「おはようございまーーーす!」」

「着席!」

「おはようございます。
 みんな春休みは有意義に過ごせたかな?」

「「はーーーい!」」

「じゃあ早速ですが、
 今日は転入生を紹介します。
 入って。」

「はい。」


  「おおーーー!女子だ、女子!」

  「かわいくねぇ?」

  「ええ?そう?生意気そうじゃない?」


え…と…、


「自己紹介、出来る?」


…いた。


「北川さん?」

「あ、はい。すいません。大丈夫です。」

「…って、どこ行くの!?」




「私、北川愛未。どうぞよろしく。」

「あっっ!うんっっ!よろしく!!!」


  「ずりぃ!ひとりとだけ握手するなんてさぁ!」

  「なぁに?知り合い?」

  「あの人見知りの白石が笑ってんぞ?」




チビ…、
あの偶然はあんたが起こしてくれたの?

私を悲しませないように。

これ以上、嫌なコにならないように。

ありがとね。

大事にするから、あんたの分まで。

だから、安心してね。

青い空の上で。




あ、でも、
このコがチビに似てるってことは、
あんたと私の秘密だからね(笑)




『あの日、あんたと、出逢った』


 ~END~




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4000HIT記念03

パパは最近まで大きな病院のお医者さんだった。

ママも違う病院の看護婦さんだった。

だから、とても忙しい。

パパの顔を何日も見ないこともあったし、
参観日も運動会も期待なんかしてなかった。

でも、ある日突然、


「愛未、
パパはママと愛未とお引っ越しをして、
そのお家でお医者さんするよ。
これからはもっと一緒にいられるからね。」


そう…

そう言って、笑った。

少しガサガサした手で私の頭を撫でながら…。




「嘘ばっかじゃん…。
一緒になんか…ぜんぜ…ん……」




止まりかけていた涙が目を覚ます。








「明日の運動会は絶対応援に行くから。」

「今度の参観日は必ず観に行くから。」


期待で思い切り膨らんだ胸は、
何度も何度も空気を抜かれる。

シュゥと哀しい音をたてながら…。

その内、期待する事自体やめてしまった。

期待しなければ、
哀しくなることもない。

チビのモフっとしたぬくもりを抱きしめながら、
自分に言い聞かせてきた。

それでも、やっぱり、
家族の温もりは魅力的で…、
どこかで期待しちゃってたんだと…。




「バカな私…。」




乾いた言葉が
綺麗に整えられた庭に消えていく。

頬の滴は
足元の白い花を静かに濡らした。





「あの…どうして泣いてるの?」




静寂を破ったのは、
弱々しくもなぜだか心地良く感じる声。

不思議と私は驚くことなく、
声のする方に目をやった。

そこには…




「あんた、私より泣いてんじゃん。」




涙で顔をぐじゅぐじゅにした
小さな女の子が立っていた。


<(_ _*)>






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4000HIT記念02

「大嫌いっっ!!!
 チビが死んじゃったのは
 パパとママのせいだからねっっ!!!」


そう言って庭に飛び出した私を
父も母も止めなかった。

どんなに責めても
困った顔をするだけ。


「ごめんな。」

「ごめんね。」


と、謝るだけ。


どうして、何も言わないの?

私に嫌われても平気なの?


唯一の親友を失った小さな胸は
初めて味わう永遠の別れに
張裂けんばかり。


こんなにいっぱいの涙、
体のどこに入ってたの?


ふと、そう考えてしまうくらい
とめどなく生まれる涙。

それでも足りない。

この悲しみには。

私は庭の一番大きな木の根元にうずくまり、
声も押さえることなく、
いつまでもいつまでも泣き続けた。

少し盛り上がった土の周りに
白い花々が散らされている。

白はチビの毛色と同じ色。

その中には
母が大事に育てている貴重なバラもあった。


「ママ…。」


チビが死んだのは
誰のせいでもない。

そんなことはわかってる。

でも、
襲いかかる寂しさは
私から素直な心を奪い去ってしまった。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>



4000HIT記念01

「桃ちゃんって不思議なコだよなぁ。
 優太は亡くなった妹に似てるって感じたんだよな。
 俺は…
 生まれたばかりの姪に似てるって感じた。
 もしかして、愛未も何かあるんじゃない?」


これは、
とある夜、
きれいな月の下で
海に指摘された言葉。

あらためて、
海を認めた言葉。

そして私は旅立つ。

あの日の自分へ…。


 ぽちりに感謝カンゲキ雨嵐<(_ _*)>




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